こんにちは、ひなママです。
今回は、子供に教えたい日本の伝統として
「冬至」について紹介したいと思います。
冬至(とうじ)っていつ?
冬至とは二十四節気の一つで、
1年で最も昼間(日の出から日没まで)の時間が短くなる日です。
では今年の冬至は、いつなのでしょうか?
今年は2020年12月21日 月曜日です。
2021年から2025年までの冬至は以下の通りです。
- 2021年 12月22日(水)
- 2022年 12月22日(木)
- 2023年 12月22日(金)
- 2024年 12月21日(土)
- 2025年 12月22日(月)
毎年、冬至は12月22日前後です。
冬至に何をするの?
昔から冬至にはゆず湯に入るという風習があります。
ゆずは、寿命が長く病気も香りも強く、
これが邪気をはらうとされていました。
また、
江戸時代の銭湯が発祥で、柚子の様々な効能と「湯治(とうじ)」をかけて、
冬至にゆず湯に入るようになったとのことです。
ゆず湯は血液の流れを良くする血行促進効果があり、風邪の予防だけではなく、冷え性や神経痛、
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより、ひび・あかぎれを改善したり、
皮の芳香油が湯冷めを防ぐとされています。
また、
ゆずは、「融通(ゆうずう)」が利くとかけられているとも言われています。
そうなんだ~。
ゆず湯の入り方
- 丸ごと入れる
- カットして入れる
カットした方が香りがいいですね。
その際は、果肉や種がでてしまうので、
ネットやガーゼに入れてお湯に入れればお掃除もらくです。
また、皮膚の弱い方は、
輪切りにしたゆずの果実を熱湯で20~30分蒸らして、
その後、布袋に入れてお湯に浮かべるとよいそうです。
冬至に何を食べるの?
冬至にはカボチャの煮物を食べる風習があります。。
なぜかぼちゃを食べるのでしょうか?
かぼちゃは、カロチンやビタミンが豊富です。
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない、
あるいは長生きするなどと言われてきました。
冬至の日に「ん」のつく食べ物を食べると運がつくと言われています。
かぼちゃって「ん」がつかないと思いましたか?
かぼちゃの別名は「なんきん(南瓜)」です。
「ん」がつきますね。
冬至の七種(ななくさ)
冬至の七種(運が倍になるという意味で「ん」が2つ付く食べ物7つ)
- カボチャ(なんきん)
- レンコン(れんこん)
- 人参(にんじん)
- 銀杏(ぎんなん)
- 金柑(きんかん)
- 寒天(かんてん)
- うどん(うんどん)
他に「ん」のつく食べ物
- みかん
- 大根
- こんにゃく
- はんぺん
などでしょうか? はんぺんも 「ん」が2つ、つきますね。
ちなみに、
2016年に、東京かまぼこ組合が、
はんぺんの認知度を一層高めることを目的として
「冬至には はんぺんを食べて運気を上げ、寒い冬を元気に乗り切ろう」と、
冬至を「はんぺんの日」と決めたそうです。
こんにゃくは「体の砂払い」といい、
体内の悪いものを掃除するためにこんにゃくを食べるようです。
また、冬至の名前にちなみ「と」がつく食べ物を食べる地域もあります。
- 豆腐
- 冬瓜
- 唐辛子
- ドジョウ
- いとこ煮
小豆粥を食べて無病息災を祈る風習もあります。
小豆の赤い色が邪気を祓うとされています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、子供に教えたい日本の伝統として冬至について紹介しました。
これからますます寒くなってきます。
冬至には、栄養価の高いかぼちゃを食べて、体のあたたまるぽかぽかのゆず湯に入り
風邪を引かないようにしたいですね。
ボクもゆず湯に入る~♪
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